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2006年 07月 25日
ラ−ス・フォン・トリアーの恐るべき弟子ともいえる映画作家がハーモニー・コリンです。たしか十代でラリー・クラークの『KIDS』の脚本を手掛けクロエ・セヴィニーと付き合い(うらやましい…)、その後映画『GUNMO』、『ジュリアン』を監督し映画界を騒然とさせました。最近は何をしているのでしょうか、また彼の作品がみたいものです。
『ジュリアン』は彼が携わった作品の中で一番好きな映画です。ノイジーな映像、奇天烈なキャラクター、痛々しいストーリー。見終わったあとになんとも言えない疲労感と感動でしばらくなにもする気になれなかったのをよく覚えています。彼の手法は音楽で例えるならサンプリングした素材をグチャグチャにコラージュし最後にファズまみれのギター・ノイズで味付けしたような感じでしょうか。同時代に登場し、意味不明な曲と発言で話題を振りまいたが実はかなりのインテリだったベックとどこか共通点があるように感じます。 作品中で主人公の父親役として映画監督のヘルツォークが出演しているのですが彼の真似をしたくて阿佐ヶ谷にあるアーミーショップでガスマスクを買いました。 ・BECK/「STEROPATHETIC SOULMANURE」を聴きながら。
by taisavillage
| 2006-07-25 02:09
| MOVIE
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